AGXX® - 水系浄化を目的とした新たな生理活性接触型触媒

評価結果-製薬および医療へのAGXX適用

一般的な工業と比較して、製薬あるいは医療産業において、水質はより重要性が大きいといえます。 医療現場において、複数の薬剤に耐性を有する菌(多耐性菌)は深刻は問題になりつつありますし、患者に対し付加的な危険性を伴っているだけでなく、経済的な負担を強いることとなっています。

上記産業に対し、AGXXの適用について、泌尿器科学、点眼薬および移植分野へ検討を開始し、成功を収めました。 例として泌尿器科学における結果を以下に要約します。

未希釈・未処理の尿(源尿)には錯化剤が高濃度に含有されているため、特別な手法が取りがたいという点が挙げられます。 旧来の含銀(抗菌)製品では高濃度の錯形成剤の作用によってAgイオンが直ちに不活性化してしまい、適用できませんでした。 さらに、ほとんどの抗生物質は尿中で有効に効果を発揮することができません。

腐敗尿をサンプルとしたヘムホフ試験による純銀およびAGXXの比較結果 腐敗尿をサンプルとしたヘムホフ試験による純銀およびAGXXの比較結果。 25μlの尿を寒天に塗布して浮遊培養しE.coli(RRI)が認められたところに網状AGXXを用い、37℃で48時間培養しました。

我々のデータでは、純水と比較し源尿中では、細菌(105CFU/ml)の殺菌に1000倍ものAgイオンが必要でした。 対して、尿中でAGXXの殺菌作用は抑制されることはありませんでした。  

ヘムホフ試験により、AGXXは純銀と比較して汚染尿の培地に植えつけられたあとも殺菌作用を維持していることが確認されました。

多くの薬剤で保存料が引き起こす不都合な副作用があります。 例えば、合成保存料を含む点眼薬は患者の眼圧を増大させるため使用を避けるべきでしょう。 このため複数回分の服用量をもつ容器においても、保存料無しで無菌状態が維持されていなければなりません。

緑内障の患者が使用する点眼薬はなぜ使い捨ての容器にはいっているのでしょうか? 容器の価格は薬の価格をかなり上回ります。 このため、保存料を用いない複数回分の服用量をもつ容器についてのニーズがあります。

AGXXの初期テストは、薬品の水溶液中における微生物を効果的に除菌することが出来ることを示しています。 AGXXが認可されれば、合成保存料に置き換わり、すべての要求を満たすことが出来ることは明白です。

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